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CRITICAL 9.8MS17-010 | 2017年4月

EternalBlue

NSA(米国家安全保障局)が開発したエクスプロイトがハッカー集団に流出。 WannaCryやNotPetyaなど複数の大規模サイバー攻撃に悪用された。


概要

EternalBlueはWindowsのSMBv1プロトコルに存在するバッファオーバーフロー脆弱性を悪用するエクスプロイトです。 NSAが長年秘密裏に保有していましたが、2017年にShadow Brokersというハッカー集団によって流出しました。 その後WannaCry・NotPetya・BadRabbitなど複数の大規模サイバー攻撃に使われ、 史上最も破壊的なサイバー兵器の一つとなりました。

悪用された主な攻撃

WannaCry(2017年5月)
150カ国・23万台に感染したランサムウェア
NotPetya(2017年6月)
ウクライナを標的にした破壊的マルウェア。被害総額100億ドル以上
BadRabbit(2017年10月)
ロシア・東欧を中心に拡散したランサムウェア

タイムライン

2017年3月14日
MicrosoftがMS17-010として修正パッチをリリース
2017年4月14日
Shadow BrokersがEternalBlueを公開
2017年5月12日
WannaCryが世界規模で拡散
2017年6月27日
NotPetyaがウクライナを中心に拡散
2019年以降
パッチ未適用のシステムへの攻撃が継続

対策

推奨MS17-010パッチを適用(Windows Update)
推奨SMBv1を無効化する
緩和策ファイアウォールでポート445・139をブロック
緩和策ネットワークセグメンテーションで横展開を防ぐ

参考リンク

Microsoft Security Bulletin MS17-010CISA Alert - EternalBlue